アニメ技術 2020春

このページでは、技術書典 8 技術書典 応援祭で刊行された冊子「アニメ技術 2020春」の概要を紹介し、サポートコンテンツを配信しています。

概要

アニメ制作会社の研究者とソフトウェアエンジニア有志で執筆する、アニメを支える技術に関する冊子「アニメ技術」を頒布します。今号では脚本をテーマに、脚本の基礎知識がわかる記事や、脚本執筆について上江洲誠さんに伺ったインタビュー記事を用意しました。もちろん前号に引き続き、Webベースの絵コンテ制作支援ツール「Griffith」の開発記録も掲載しています。

Griffith開発だよりでは、fabric.jsを活用した無限キャンバスやレイヤー機能の実装などについて紹介。 GriffithプロジェクトからスピンアウトしたアイディアスケッチのためのWebアプリ「Griffith Sketch」に関する解説記事も。その制作背景や簡単な使用方法などについて取り上げました。 Arch Researchとして活動を初めて早一年…。開発環境や利用ツールの変化もご紹介します。

また、今回も豪華ゲストの方々に素敵なゲスト原稿を寄せていただきました。コンピュータアニメーションを「動くドローイング」と捉え、その作り方を1970年代までさかのぼる論考や、フィギュアの作り方、楽曲制作環境、そしてアニソンの作詞技術について執筆いただきました。アニメ産業と情報技術の素敵な関係が分かる一冊です。

A5判
本文48ページ
初版刊行日: 2020年3月1日

目次

「アニメ技術」について
加藤 淳, 平澤 直
アニメ脚本の基礎知識
Arch Research
脚本家上江洲誠さんに聞いてみた 脚本作りに纏わるあんなことやこんなこと
上江洲 誠, Arch Research
アイデアスケッチのためのWebアプリ 「Griffith Sketch」のご紹介
加藤 淳
Griffith 開発だより2020春
原 健太
NASに置いた小規模開発環境のクラウド移行記録
加藤 淳
ゲスト原稿1: 芸術、デザイン、コミュニケーションのための 「動くドローイング」
Rubaiat Habib
ゲスト原稿2: フィギュアを創るための技術
宮川 武
ゲスト原稿3: 音楽制作における入力デバイスを考える
RAM RIDER
ゲスト原稿4: アニソンの作詞技術
高瀬 愛虹

クレジット

村田 和也
アニメ演出。監督作「翠星のガルガンティア」「A.I.C.O. Incarnation」「約束の七夜祭り」など。
加藤 淳
ARCH技術顧問。博士(情報理工学)。創作支援研究に従事し、「Griffith」研究開発を主導。
平澤 直
ARCH代表。グラフィニカ取締役。YAMATOWORKS取締役。Yostar Pictures 相談役。
原 健太
Arch Researchの放課後R&Dエンジニア。アニメも好きだが音楽はもっと好き。
大上 裕真
(株)横浜アニメーションラボ代表取締役。アニメ制作と専門のシステム開発を行っている。
典樹
(株)典樹 代表取締役。キャラクタに関わるイラストレーター/3Dモデルデザイナー。
吉崎 七海
グラフィックデザイナー。(株)典樹のイラスト背景画制作、3Dモデル制作担当。
有馬 トモユキ
アートディレクター。ゲームのお仕事募集中です!
田中 千春
テキストライティングと紙ものデザイン 周辺の便利屋さん。怖いものは車検。
瀬島 卓也
ARCH所属。クリエイティブディレクター。好きなキャラクターは千反田えると戦場ヶ原ひたぎ。
森尾 紀明
ARCH取締役。好きな言語はCOBOLとDelphiです。古い。
鈴木 哲史
ARCH所属プロデューサー。たまにライセンス、商品制作、音楽の進行も担当。「Griffith」PM。
ドーゼ ヤスミン
ドイツから来た翻訳・通訳者。
上江洲 誠
ゲスト
大阪府出身の脚本家。アニメシナリオの最先端を走り続け、最新作としては『空伾ドラゴンズ』、『ケンガンアシュラ』等がある。懐かしい『瀬戸の花嫁』、『School Days』、『人類は衰退しました』を担当した後に『蒼き鋼のアルペジオ - アルス・ノヴァ -』、『この素晴らしい世界に祝福を!』等ヒット作を生み出した。
Rubaiat Habib
ゲスト
Rubaiat は Adobe Research の Senior Research Scientist であり、デザイナーであり、アーティストです。これまでに手掛けてきたアニメーションや動くドローイングの制作支援ツールに関する研究は、アカデミックな文脈で高く評価されてきただけでなく、世界中のユーザを抱える製品になっています。2011年に研究のため日本に滞在しており、以来、訳者の加藤とは親友です。
宮川 武
ゲスト
1984年中学生時代にワンダーフェスティバルに参加し、アマチュアの活動を開始、フィギュアを発表すると同時に、「T's system.」を設立。大学では彫刻を専攻し、この頃からプロの原型師として様々なメーカーの原型を手がける。
RAM RIDER
ゲスト
アーティスト、音楽プロデューサー。昨年より始動したレーベル「401」より「東京論」「おやすみ。」などをリリース。
高瀬 愛虹
ゲスト
作詞家。『スター☆トゥインクルプリキュア』前期 ED「パペピプ☆ロ マンチック」を始め、提供作品: ゆるゆり、SHOW BY ROCK!!、うらら迷路帖、Re: ステージ !ドリームデイズ♪、ご注文はうさぎですか?、けものフレンズ、アイドルマスターシンデレラガールズ、新テニスの王子様 など他多数。

関連リンク

技術書典 応援祭頒布「アニメ技術 2020春」詳細情報です
技術書典 応援祭への参加をお知らせした際のニュース記事です。
技術書典 8: アーチ技術部 詳細
技術書典 8 公式サイト上のサークル「アーチ技術部」紹介ページです。
arch-inc/anitech2020-spring-sample: An example implementation of a layer system in Fabric.js utilizing fabric.Group
「Griffith開発だより 2020春」のサンプルコードです。(GitHub)
anitech2020-spring-sample | Layer support example for Fabric.js
「Griffith開発だより 2020春」のサンプルコードの内容が試せるWebページです。