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ストロークの描き順は記録されており、スケッチの特定部位が描かれたタイミングが後から辿れるようになっています。Griffith Sketch
「Griffith Sketch」は、Webブラウザで https://gs.archinc.jp にアクセスすれば特別なアプリのインストールなく使えるWebアプリケーションです。
iPad Proなど感圧式のペンデバイスを備えたタブレット端末での利用を想定していますが、パソコンはもちろんのこと、スマートフォンなど画面の小さい端末でもスケッチの閲覧など一部機能を利用できるようになっています。
アプリのインストール不要で、アイデアスケッチ全般に利用できるため、アニメ制作関係者に限らずどなたでも気軽に使っていただけると思います。プロジェクトの作成やメンバー管理などにはGoogleアカウントでのログインが必要ですが、書き味を確かめるだけならログインも不要です。
Fig. 1
Griffith Sketchのスクリーンショット
「Griffith Sketch」は、アニメの設計図とも言われる「絵コンテ」の制作プロセスをデジタル化するプロジェクト「Griffith」の一環として開発されたため、以下のような特長を備えています。
iPadなどの利用時には圧力値に応じてストロークの太さが変わるため、ニュアンスのあるスケッチを描くことができます。
複数レイヤーに対応しており、下書きと清書など用途に応じてレイヤーを使い分けられます。
レイヤーごとに色や透明度を変えることができます。
ストロークはベクタ形式で保存されるため、拡縮してもスケッチの画質が劣化しません。
スケッチは「プロジェクト」単位で管理されます。プロジェクトは複数名で共有できます。
関連リンク
Griffith: Webベースの絵コンテ制作ツール
本ツール開発のきっかけとなった絵コンテ制作ツールについての紹介ページです。
Griffith Help
Griffith Sketchの使い方を詳しく紹介したScrapboxサイトです。
Griffith / Griffith Sketch 利用規約
Griffith および Griffith Sketch の利用規約です。 Griffith Sketch は無償で利用できますが、この規約に同意いただく必要があります。